The Verve / Forth [音]
The Verve 11年ぶり(!)のアルバム。再結成なのでこの年月はいたしかたなしか・・・。
前作の名盤URBAN HYMNSは未だ愛聴してます。
今回の新作を試聴したときはあまりのキャッチーさの無さに、買うか買うまいか迷ったのですが、先行シングルの「Love is Noise」の「ウッウッウウー、アッアッアアー」というフレーズが頭の中で100回くらいリピートし、どうしても離れず購入。
URBAN HYMNSの感覚で聴くと、あまりの混沌とした世界に戸惑いを覚える作品。ビジュアルでいくと、ちょうどジャケットの雲の影になってる部分くらい混沌としてます。出口の無いサイケデリアといったとこか。まったくキャッチーなとこはないですが、聴き込めるスルメタイプのアルバム。
追記:メロはさすがに美しい。なので、聴き込めるのかな。
しかし、あのフレーズが頭から離れん・・・。
One Day As A Lion [音]

- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Epitaph
- 発売日: 2008/07/22
- メディア: CD
元Rage Against The Machineのザック・デ・ラ・ロッチャと元The Mars Voltaのジョン・セオドアによるユニットOne Day As A Lion。ユニット名の由来はローマ時代のことわざの一節「It's better to live one day as a lion, than a thousand years as a lamb」からとったもの。その名のとおりの切迫感あふれる音。無機質ながらも荒々しいリフを生々しいドラムの対比で引き立て、そこにザックの攻撃的なラップが乗っかる。まさにシンプルな作りであるが、息のつまる瞬間が詰め込まれている。まさに爆弾のような感触。1回聴くと、どっと疲れてしまうが、必聴。
夏になると② [音]
BOSE Wave Music System [音]
ずっと以前から(前機種のWave Radioの時からだから、もう何年越しだろうか)欲しかったBOSEのWave Music System
を寝室用に購入。高かった…。
実際見るとかなりコンパクト。サイドテーブルにぴったり収まりました。
早速そしていそいそとコンセントをつなぎ、Radioheadの「In Rainbows」を聴いてみる。(ダウンロードであまりにも安すぎる値段(£0.5…)で購入してしまい、その内容の素晴らしさにあの値段では申し訳なさすぎて…バックアップも兼ねCDを購入していたのだ)
うーん、さすがに音が良い。「Nude」の艶めかしさ、「All I Need」のベース音の生々しさ、「Rockoner」のイントロの鳴り、「Videotape」のピアノ・ベース、そして心音の様な打楽器の臨場感、などなど、改めて聴いて発見をしていくワクワクが。CD買っといて良かった。
次はColtraneでも聴いてみるか。
久々に室内でFMなんぞも聴けるし、しばらくリスニング生活は充実しそう。
Beck / Modern Guilt [音]
Beckの新譜「Modern Guilt」。
相変わらずの雑多なジャンルの要素は入ってるが、全体的なアルバムのトーンは統一されており、ひとつひとつの音が選び絞り込まれて創られてる印象。
サイケでミニマムな世界。
通してコンパクトに聴けるのも良し。ジャケもカッコ良し。
個人的には12年前(12年前!!)の「Odelay」以来位の大好きな作品。
Portishead / Third [音]
- アーティスト: Portishead
- 出版社/メーカー: ISLAND
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: CD
10年振りとなるPortisheadの新作「Third」。これがなかなかに素晴らしい。
途中ハワイアンが入ったり何だかへんてこ&以前より軽やかな印象ながら暗黒サウンドは健在。
サントラを聴いてるような感覚になるのも健在。
結構聴きこみそうな予感。
もしかしたらビートルズ以来くらい凄いのかも [音]
Arctic Monkeysのアレックスのサイド・プロジェクトThe Last Shadow Puppets。ウエスタ〜ンな匂いのギター・リズム&ストリングスアレンジで音的にはArctic Monkeysとはまったく別物。趣味で&実験的にやっちゃいましたな、まるで映画のサントラのようだけど、大仰一歩寸前のストリングスを見事にコンパクトにまとめあげており、なかなかになかなかの傑作。
けっこうスルメ的なアルバムかも。
しかし、アレックス、これで1年で1枚のペース。しかも3枚とも傑作ですよ。しかも、サラッとこんな趣味性丸出しの作品でもこんな傑作になっちゃうなんて。う〜ん、凄い。しかも、22歳か・・・。
The Age Of The Understatement
CAJUN DANCE PARTY / THE COLOURFUL LIFE [音]
![The Colourful Life [12 inch Analog] The Colourful Life [12 inch Analog]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Zh%2BVBZ2mL._SL160_.jpg)
The Colourful Life [12 inch Analog]
- アーティスト: Cajun Dance Party
- 出版社/メーカー: XL
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: LP Record
この瑞々しさは何だろう。話題のCAJUN DANCE PARTYの1st。黒っぽさ(音楽的に)を微塵も感じさせず、絶妙にストリングスにも絡みつく繊細で変幻自在なギター・サウンド。あんな毒っぽさはこれまた微塵もないのだけどThe Smithを思い出したりなんかして。
プロデュースは今や売れっ子プロデューサーとなってしまったバーナード・バトラー(嗚呼、懐かしやスウェード)。
17歳の5人組。これから経験と共に深みが増すのか!?大器の片鱗を感じさせる1枚。
しっかし、17歳か・・・、う〜ん。
AMYLASE
THE NEXT UNTOUCHABLE